やまがた子ども観光大使2021ファイナルのメイン画像 やまがた子ども観光大使2021ファイナルのメイン画像 やまがた子ども観光大使2021ファイナルのメイン画像 やまがた子ども観光大使2021ファイナルのメイン画像 やまがた子ども観光大使2021ファイナルのメイン画像

成果報告

やまがた子ども観光大使10年間を終えて

この10年間は、あっという間だった。
スタート時に3歳だった長女は、中学1年生になった。
今は、参加者兼スタッフとして、全体の雰囲気づくりや女子チームのまとめ役も担当している。

参加者として男の子チームをリードしてくれるマッキーは
第1回目の時、まだ赤ちゃんで、1年生だったお姉ちゃんの付き添いで、
お母さんから抱っこされて参加していた。
今は、体験を通して感じたことや、やまがたらしさを盛り込んだ提案をするエース的存在である。

第7期の事務局長を務めてくれた槙さんは、新聞記事にあるように、東京オリンピックの時に、
山形市がホストを務めたサモアの子ども達との繋がりを作って、
子どもたち同士が一緒に「SDG’s」を考え、お互いに英語で意見を伝え合う機会を実現した。
今後、山形県内にも広がっていくことと思う。

さて、「郷土・やまがたの魅力を親子で体験し、県内外に発信すること」を目的に始まった
「やまがた子ども観光大使講座」は、10年間で、およそ300人にほどの「やまがた子ども観光大使」を輩出した。

10年目となる今年、募集開始の8月下旬から9月上旬にかけて、コロナが猛威を振るったため、
参加者数はなかなか伸びなかった。全盛期は、年間12講座を実施して、どの会場も満員御礼になっていたが、
コロナの不安にはなかなか勝てない状況だった。

しかし、これまでの参加児童の保護者からの嬉しい便りや応援メッセージが、数多く寄せられた。

「今年からスキーで留学する娘が、紅花染のハンカチをお土産に選んで持っていきました。
子ども観光大使での思い出は、いつまでも忘れられません。」

「小さかった息子も、もう受験生になりました。
子ども観光大使でいろんな経験をさせてもらえたこと、本当に感謝しています。」

「子ども観光大使で、飛島に行ったこと、今も忘れられません。
家族ではなかなか経験できなかったことをたくさん経験させてもらいました。
今は、新しい目標に向けって頑張る娘を応援する毎日です。」

主催者としては、参加してくれた子どもたちが、実行委員を務めて、
県内各地で講座を展開してくれるようになるまで続ける予定でおりました。

しかし、時代が追いつき追い越せで、スタート時は、学校ではあまり行われていなかった地域を紹介する授業も、
ごく普通に行われるようになってきました。

逆に、学校で行う活動の方が、本当の意味で地域に密着しているので、
子どもたちもやりがいがあるだろうと感じています。

そのようなこともあって、ファイナルとなる今年は、運営スタイルを「ガラリ」と変えて行なってきました。
1泊2日で「企画提案」を行うスタイルにしたのです。

1日目に、アイスブレイキングをして、開催地の地域の魅力を体験します。
その後、宿舎または旅館に戻って、「観光プラン」や「地域開発プラン」を考え、提案を紙芝居形式にまとめます。
そして、夕食前に、中間発表を行い、他のグループから質問やアドバイスを受けます。

その後夕食を挟んで、さらに、提案内容を吟味していき、翌朝を迎えます。
朝も、発表の準備から、発表練習と時間をかけて、
10時からの企画提案本番に向けて全力を尽くします。
これまでは、「親子で一緒に」というコンセプトで行ってきたものの、今回は、
「男の子チーム」「女の子チーム」「お父さんチーム」「お母さんチーム」に分かれて、提案の準備を進めてもらいました。

2日間同じチームとして活動するので、2日目にはぐーんとチームワークも良くなっていきます。
アイデアも本当に様々出てきます。

学校の授業であれば、10時間連続で取り組むというのは難しいですし、
保護者のチームも同じように取り組み、モデルになってもらうことも簡単ではありません。
こうした学校ではできない環境を整えられることを証明したのが、
今年開催した「ファイナル」の大きな成果ではないかなと思います。

今回は、県内各地をテーマに、県内すべての地域の子どもたちを対象に実施しましたが、
県何の各市町村の観光に携わる大人たちが仕掛け人となって、今回のプログラムと同様の活動を、
それぞれの地域で展開していくことができれば、「まちづくり」を活発化させる一助になるのではないかと思っています。

今回、助成金をいかに活用するか?という投げかけもしました。
まず、企画提案を人に知ってもらうためには、
「チラシ」を配布して知ってもらうことから始めなければなりません。

また、スタッフとして力を貸してもらう方には、謝金や人件費を払わなければなりません。
それほど、詳しくは扱えませんでしたが、3組の親子が集まれば十分に実現できる手応えは得られたようです。

今回、参加した子どもたちの中から、「やまがた子ども観光大使」NEXTの
企画運営者が誕生することを期待して、10年間の活動に幕を下ろしたいと思います。

やまがた子ども観光大使実行委員会
代表 山口俊一

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